お疲れ様です。町子です。
「言の葉は風に乗って過ぎ去るモノ」と云われますが、「言の葉は両刃の剣である」とも云われます。
前者は時間というモノに乗って風化する場合を指し、後者はその時、その刹那の場合で、その言の葉をどう受け取ったかを指すのであろうと思います。
愚かな人間が神に近づこうとバベルの塔を建てようとし、それを快く思わなかった神がバベルの塔を壊し、罰としてコミュニケーションを取り難くする為に様々な言語を与えた訳です。
言の葉は傷をつけたり、つけられたりする厄介なモノです。
いっそ言葉などなくなってしまえば良いのに、と思ってしまいます。
そりゃあカヲル君が、音楽こそ愚かな人間が造りはしたがその人間の文化の極みだ、と云う台詞に物凄く共感出来ます。
写真は言の葉を旋律に乗せつつ、ピアニストとして生きなければならない町子のライブ写真です。