近代麻雀の(中略)日記

私の中でニセアカギはハイブリーチ済みなんですよ。元はすごく綺麗な黒髪。ああ、私そういうの好みですよ。
それを完全色抜きして、しかもあんなにピンピンに立ててるんだから枝毛ってレベルじゃねーぞな勢いでパッサパサになるんじゃないかか超心配ですよね。あの時代トリートメントとかないだろうからなぁ。
しかし未来の心配をする以前に、毛根ごと幸雄は死んじゃうんですけどね。ということで妄想を続行します。

幸雄が姿を消してから数年後、進学でも就職でも旅行でも理由はなんだっていいから東京に行って、そこで幸雄と再開したい。
慣れない新宿駅の乗り換えで道のど真ん中でおろおろしていた私は案の定人にぶつかっちゃうんですけど、その人が幸雄。
幸雄はニセアカギ状態だし身長も伸びてるしで、昔とは見た目全然違うんですけど、そこは幼馴染パワーや一瞬見えたサングラスの奥の瞳(笑)で気づきたい。それぐらいのご都合主義があってもいいじゃない。東京だし。

東京だったらいかなるドラマチックでロマンチックなことが起こっても不思議じゃないというのがめぐるの持論です。

慌てて追いかけてお顔を確認したらホクロの位置からやっぱり幸雄ということが分かって大喜びの私。久しぶりだね、元気だった、その恰好どうしたのとはしゃぐ私に対して幸雄の表情が極めて硬いといい。
そこから超突き放してもらいたい。「消えろor失せろor黙れor二度と俺の前に姿を見せるな」ぐらいは言って欲しい。とにかくすごい冷たさで拒絶されたい。
この時点で彼は既に準チンピラで、その筋の方々とも少なからず交流があったため、私が巻き込まれることがないようにという思いやりを含む拒絶だったんですけど、当然私は知るはずもなくユキちゃんひどい…と泣きながら逃げ出すんですよね。うぜー女。妄想内の自分に今イラッとしました。

他に欲しいおことばとしては、

「お前の知っている『平山幸雄』は死んだんだ」
「俺は『赤木しげる』だ」

↑これですよ。私の好きな幸雄は多分こういう瞬間もある幸雄。自嘲的な笑みを浮かべてればなおベネネネネネネ!!
その前に一瞬サングラスの奥の瞳が揺らいだことを、私は見逃さないっていうのも非常においしいです^q^
本当は優しい人が優しくない振りをする、誰かを傷つけないためにあえて突き放した結果相手以上に自分が傷ついているのってすごくいい。

半年後『奥多摩で怪死』という新聞記事を読みながら「やっぱり……ユキちゃんだったじゃない……」とプルプルして締めたい。
その後私は故郷に帰り、堅気の男性と結婚して子供もうまれるんだけどふとした瞬間
幸雄のことを思い出して切ない気持ちになるのが正規ルートだけど、幸雄の死の真相を追う中で彼によく似た銀髪の青年と出会ってオーラス続行というのもいいですよね。
『赤木しげる』にさえならなければ幸雄は死なずに済んだかもしれないのにと責めるけれども、赤木さんの姿に幸雄を重ねてドキドキしちゃったりしてさあ!それはなんか赤木さんを幸雄の代わりにしているみたいで負い目感じちゃう!だけど赤木さんの人となりを知るにつれて、幸雄のそっくりさんとしてじゃなくて、赤木しげる個人に惹かれはじめて……みたいな?

みたいな。

あ、ご挨拶忘れてた。しかしどこの夢キチが書いているかは皆さん既にお察しのことかと。
おはようございますめぐるです。今日も頑張ります。
以上めぐるでした(゜▽゜)