平山幸雄がサングラスを遺して白骨化しましたね@海底
さすが私の幸雄、骨格さえもイケメンです。頭蓋骨とか超美形ボーン。骨のみですら余裕で愛でられる。幸雄はなんとなく全体的に骨密度が薄そうでよい。
ムスクの香り+幽体離脱を見せられてさえも
「生きてるから!私のために生きててくれるから!背景の白服の中に幸雄いるから!」
とポコポコしていためぐるも、さすがに骨まで出されたらお手上げですよ。
幸雄はもう、この世にはいないんだね?
知ってたよ。
それでもなお幸雄と幸せになる方法を模索した結果、もう私も骨になって沈むしかないという結論に至りました。ありがとうございました。
海の底で二人で手を取り合ってワルツ踊るんです。魚がきっと私たちを祝福してくれるわ。そうよね、幸雄?もう絶対一人になんかしないんだから。
しかし沈むのは嫌だ。エビにかじかじされたくないですよ。ギョギョーッですよ。
そうなったら悲恋ルートしかないんですよねぇ。「運命は従うものじゃなくて変えるもの。時空を歪ませてもいいから私は幸雄と幸せになるぞ」委員会書記でしたが、最近になって逆に悲恋=おいしい気もしてきました。
はい、なんと今日の本題はここからです。こんにちは、めぐるです。
前提として私と幸雄は幼馴染@東北。就学前は二人で野山を駆け回ったり、雪の日に一緒にかまくらを作ったりもした仲。二人とも一人っ子だったから、兄妹みたいに育つんですよね。
小学校に入ってからは級友に冷やかされるのが嫌でお互い別の友人と遊ぶようになり多少疎遠になるけど、それでも学校のない日に二人でこっそり雪遊びをするんです。言っちゃえば、国語の教科書に載っちゃうぐらいの淡ーい気持ちをお互い抱いているんですけど、お互いそれを恋と気づいていないといい。さらに言うなら先に気づくのは私がいい。
補足をすると「ユキちゃん」「めぐちゃん」と呼び合いたい。最初に幸雄が私のこと苗字で呼びはじめて、私も幸雄のこと「平山くん」って呼ぶようになって、だけど二人でいると自然に「ユキちゃん」「めぐちゃん」と昔の呼び方に戻ってしまう。はいここ!ここが今日の第一チェックポイントです!
中学に上がる頃にに幸雄のお母さんが亡くなるんだけど、その後幸雄のお父さん酒浸りになって仕事にも行かずしかも幸雄に暴力まで振るうようになるんです。幸雄もすっかり捻くれちゃって、学校に来ないで喧嘩に明け暮れ悪いお友達と付き合うようになるの。
最初は平山父を説得しようとしていた私の両親も、変化が見て取れないことが分かると見て見ぬ振りを決め込むようになるし、幸雄が不良になると「あまり幸雄くんと遊ばない方がいい」とか言い出すんです。
でもそれっておかしいことやん?ユキちゃんは私の初めての友達なのに、なんでそういうこと言うん?と反抗する私。幸雄を更正させようとあれこれ構うんだけど超邪険にされたい。幸雄からしたら憐れむんじゃねぇよこの偽善者って感じなんでしょうね。それだけじゃなく、自分に関わると周りも良く思わないしもしかしたら危ない目にあうかもしれないからと私を遠ざける幸雄というのもいい。なんだかんだで優しいんですよ。幸雄は。
擦れ違う毎日がつづく中、ある日酔って暴力を振るおうとした父をついに半殺しにしちゃうんです、バットで、幸雄が。三段倒置法。
お隣さんがすぐ通報してくれたおかげで命に別状はなかったんだけど、父を殺してしまったと思っている幸雄は何も持たずに逃げ出してしまったらしく、そしてそのまま見つかりませんでした。
その夜近年一番の大寒波が来たこともあって、あいつ死んだよなって皆は言うけど、私は信じない。ユキちゃん、どこにいるの?
~~後半につづく
昨日徹夜しながらここまで考えました。続きは今日寝たあとに考えます。ロッテン。
わずか一日記のはずなのにすごく今更感が漂いますが、統合一周年おめでとうございます!てんぱねが「teMpane」な理由をつい最近知りました。
以上、めぐるでしたー(゜▽゜)
ではおやすみなさい!